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6.232020
敏感な赤ちゃんへの対応(HSPの子供を持つお母さんへ)
HSP(Highly Sensitive Person)と言う特性を持つ人たちをご存知でしょうか?以下に特性を上げてみます。
① 刺激に敏感(ちょっとした刺激でよく泣く)
② 刺激を避ける (ちょっとした刺激から逃げようとする)
③ 安心感や安全感を求める(チャレンジをする事がハードルが高い)
④ 新しいことが苦手(初めての場所やおもちゃなどをとても怖がる)
⑤ 一人が好き(または、大好きな人と二人だけがいい。)
⑥ 静か・穏やかがいい(にぎやかなところに連れていくと怯える、泣く)
⑦ 人見知りでシャイ(人と仲良くなるのに時間がかかる)
⑧ 関心が外に向かない(内気)
この様な特性を持った人(赤ちゃん)をHSPと言ったりします。よく、「うちの子は発達障害なんじゃないか」と心配される子供たちの中に、HSPの子供がいます。非常に敏感であり、傷つきやすいために、親の配慮を特別に必要とすることも多いため、何かの障害なのではないかと思われることもあります。
しかしHSPの子供は、「用心深く、あらゆることに気づき(特に大事な人の気持ちに敏感)そのため警戒心からなかなか安心することが難しい」と言われています。HSPの子供たちは、そうでない子供に比べて悪い環境を吸収してしまう一方で、良い環境も人一倍吸収する力のある子供たちです。
親の愛情、心遣い、美しい芸術などのあらゆる事をより吸収する力を持っていると考えられています。
そのため、敏感な子供を持つと言うことは、子供の持っている最高のものを引き出すことができる可能性があり、また、敏感な子供は、親が提供する全ての愛情や心遣いを感じて反応してくれる可能性に開かれていると言えるでしょう。
HSPの子供たちは、敏感でいろいろな情報を拾ってしまうため、すぐにキャパシティーがオーバーしてしまいます。
そんな時は泣き喚いたり、手がつけられない事も多々あるかもしれませんが、「子供の特性である」と考えて、あまり目新しいことは、少しずつしかさせないなど、限界を作ってあげたりすると安心するかもしれません。外に遊びにいく時には、個室がある落ち着ける環境がある場所を作って安心させてあげる事も良いかもしれません。