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「怒り・イライラ」と上手に付き合う方法

【妊娠・出産期の「怒りやイライラ」と上手に付き合う方法】

    妊産婦心理カウンセリング室では、妊娠・出産期のイライラや怒りに対処するためのトレーニング方法をお伝えしております。

    産前産後の時期は、多くの夫婦が離婚する確率が増加します。
    夫が妻と離婚したい理由として、妻からの「精神的虐待」がその多くの理由として取り上げられているのをご存知でしょうか。(NHKクローズアップ現代H28年6月7日放送)
  • 当カウンセリング室でも、「夫に対するイライラや怒りが治まらない」「アンガーマネジメント(怒りのコントロール)をしたい」という目的で、来談される方も多くおられます。
  • 一つの方法として、怒りの背景にある「寂しさ」「不安」「なんとも言えない悶々とした気持ち」などの感情に気づいて行くことが挙げられます。

    ステップ1:例えば、最近イライラしたことを思い出して、一人でイライラを治めようとして見てください。その中に「怒り」より他の感情を見つけられますか?または、他の人と一緒に見つけて見てください。「不安」「怖さ」「寂しさ」を感じられますか?

    ステップ2:「寂しさ」「不安」「恐怖」などの感情に気づいたら、それを他の人とシェアしてみてください。気持ちを分かち合うのです。「怖かったね」「つらかったね」といってもらいましょう。少し楽になると思います。

    ステップ3:分かち合うことが難しい、または怒り以外に感情が見つからない事は良くあります。
    「怒り」や「イライラ」は、人によって感じやすく安易にわかる感情だったりします。

    一方で、「寂しさ」「つらさ」「不安」などは、他者が(例えば小さいときあなたのお母さんが)「つらかったね、悲しかったね」と言ってくれてやっと感じることができる、ケアしてくれる他者を必要とする分、怒りよりも高度な感情だと私は思います。
    分かち合うことができない時、分かち合うには問題が大きすぎる時、誰も分かち合う人がいない時、ぜひカウンセラーをご利用ください。

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