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夫婦力が上がる〜夫婦カウンセリングが成功する時〜

赤ちゃんができると、夫婦の危機が訪れることはよくある事です。

新しい家族ができて、それまでの<妻><夫>と言う夫婦二人の関係から、<赤ちゃんーお母さん>ユニットと<お父さん>と言う関係に入っていく事で、大きく家族が変化するからです。

赤ちゃんができた途端、

「夫が私と赤ちゃんより、姑の方を優先する」

「妻が実家に赤ちゃんを連れて行ったきり、帰ってこない」

家族関係の変化に耐えられず、お母さんが産後ウツ(約10%〜20%)になったり、お父さんがウツになったりする事もあります。

こんな時、カウンセラーは、姑や妻の実家も視野に入れた家族療法を試みます。夫が親離れできるように、姑や舅が子離れできるように、妻が親離れ、妻の実家が子離れできるように・・・。

 

彼らは初め、カウンセラーから「こうすればいい、ああすればいい」と言うノウハウを聞いて夫婦関係の難所に取り組むのですが、

 

次第に夫婦の力がついてくると「僕たちはこうします」「私たちは、ああやってみます」と自分たちでああでもない、こうでもないと言い始めるのです。

 

それは時に失敗する事もあれば、成功する事もあります。カウンセラーはしかし、失敗を失敗とは思いません。夫婦が「私たちはこうしてみます」と言えることが、すでに夫婦カウンセリングは成功していると言えるからです。

 

あかちゃんが生まれると言う難所になすすべもなく戦っている夫婦が、コミュニケーションの取り方を学んでいくこと、お互いの置かれている立場を、カウンセラーの目を通して、客観的に見えた時、

 

自主的に「二人で」なんとかすることに一歩踏み出します。失敗しても成功しても、「自分たちで決めてこうした」と、カウンセラーの力を借りずに、こういうことができるようになった時、夫婦の結束は一層高まり、仲良くなっていかれます。

 

妊産婦心理カウンセリング室は、新しい夫婦の関係づくりを応援します。

 

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